突然ですが、岐阜へ来ました。
11月に予定されている演劇「フタツメノペッパー」の稽古の見学です!
「君の名は。」の聖地巡礼じゃないよ。

▲6畳ほどの会議室に、役者とスタッフが5人(ほかにもいるみたい)。
「人間の落語よりも先に、人工知能の落語が上達してしまったら?」…
シンギュラリティうんぬんを落語界に落とし込んだ、限りなく未来、もしも…?のストーリー。
詳しいあらすじは、演劇集団紅茶組の公式サイトか、ロボスタ記事に頼るとして…

▲会議室のど真ん中に、座布団に模したブランケット。
稽古を見学させていただいた感想を、直感で書くと…
お芝居として、かなり無謀な挑戦!
Pepperの使い方として、今までとまったくの真逆!
「ええ、なにそれ?」
「ふーん、どういうこと?」
そんな方に向けて、説明すると…

▲舞台袖で、ひとりでしゃべりまくるPepper。まだ出番じゃないよ!
人間の役者さんだけでも成立しそうな濃い空間に、Pepperを投入するわけですが…
Pepperの特徴が、最大限に活かされている内容になってます!
今回、Pepperをできるだけ自律させたままで、芝居をさせています。
(この驚き、Pepperクリエイターには伝わってほしい!)
つまり、Pepperがセリフや動作をするタイミングは、なるべく操作せず、
劇中のPepperの気まぐれな雑談に、役者さんがアドリブで対応しながら進行しているんです。
Pepperが移動する際にも、距離を事前に「○○メートル前へ」とプログラムすることなく、
「Pepper、ついてきて!」と、役者さんがその場で指示して進行するんです。
よっ、オートノマスライブ!
「おお!」ってなった方も、「んん?」って思った方も、これ、もっと多くの人に見てほしい!
Pepperクリエイターの皆さんは特に必見!
今までの固定観念をぶっ壊してくれる作品になるはずです。
これ、絶対にその場に参加してわくわくハラハラしないと損です!
東京公演も、やっていただけないかなあ…?(ちらっ!ちらっ!)
11月の公演まであと2か月!演劇集団紅茶組の皆さん、頑張ってください!
「フタツメノペッパー」、応援してます!

▲ステッカー、いただきました!ありがとうございます!
あ、この周辺、映画「聲の形」の聖地らしいです。また聖地巡礼にこよーっと。